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BREITLING for BENTLEY ベントレー・モデルの充実ぶりには目を見張るものがある。


ベントレー・マークVI コンプリケーション19/ベントレー・モーターズ/ベントレー・フライングB クロノグラフ
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(写真右)BENTLEY MARK VI COMPLICATIONS 19/ベントレー・マークVI コンプリケーション19
4年に1度、うるう年にのみ日付調整をすればいい年次カレンダー機構を搭載するセミ・コンプリケーション。自動巻き。ステンレススティール。プラチナ・ベゼル。100m防水。ケース直径42mm。163万8000円。
(写真中)BENTLEY MOTORS/ベントレー・モーターズ
ブライトリングとベントレーのパートナーシップをもとに発表された第1号モデル。1/8秒までの計測が可能なクロノグラフ・ムーブメントを収めるケースは、直径48.7mmと抜群の存在感。自動巻き。ステンレススティール。100m防水。96万6000円。
(写真右)BENTLEY FLYING B CHRONOGRAPH/ベントレー・フライングB クロノグラフ
初のレクタンギュラー・モデルのクロノグラフ版。ダイアルに、スイッチ類からインスパイアされた大胆な刻みが入っている。ケース・サイズは縦58.2×横38.5mm。自動巻き。ステンレススティール。100m防水。162万7500円。





迷うのも、また楽し。


ジャンピング・アワー機構や、ブライトリングではありえないレクタンギュラー・ケースデザインの採用、
さらに豊富なダイアル・カラー……。ブライトリング・フォー・ベントレーの豊富なヴァリエーションには
目を見張るものがある。改めてフル・コレクションを俯瞰した本誌編集長は、目移りを禁じえない。
語り=鈴木正文(本誌) まとめ=森 慶太


『菊と刀』

 あらためて指摘するまでもなく、時代はいま厳しい局面を迎えています。『菊と刀』でルース・ベネディクトが書いていたように、こういう状況下で我々日本人は往々にして〈自重〉することを選びがちです。すなわち、自らの立場の保全をはかるべく行動を慎む。たとえば、高額な商品の購入を控えるとか。
 むしろその逆をいくべきではないか、と僕は考えます。逆境下にあるならなおのこと、自らの能力と価値に信を置き誇りをもって行動する。いうなれば、セルフ・リスペクトとしての自重です。
「ベントレー・マークVI コンプリケーション 19」のケースバック。
「ベントレー・マークVI コンプリケーション 19」のケースバック。多くのモデルにベントレーの意匠が刻まれる。
 ブライトリングにしろベントレーにしろ、そういういきかたを貫いたか選びとったかしたからこそいまがあるわけです。キイワードをあげるなら、たとえばクルー。6.75。機械式クロノグラフ。全製品のCOSC認証。重きを置くべきなにかが、あるいはなにが自分にはあるのか。我々にとっては、そのことを見つめなおすための好機でもいまはあるのかもしれません。
アイコニックな存在

 ブライトリングとベントレーのいまひとつの共通点として、アイコニックな存在である、ということがあげられます。アイコンすなわちイコンとは、元をただせばキリスト教の聖母の偶像です。転じて、誰が見てもそれとわかる典型的なもの。ブライトリングでいうなら、ナビタイマーやクロノマットあたりを原形とするカタチがそれにあたります。機械としての精密さを強く連想させつつ冒険心や男らしさへの憧れを深く満たしてもくれる、まさしく時計におけるアイコニック・デザインのひとつです。そしてもちろん、そこにしっかりと内実が伴ってもいる。
 うわついた気分が急速に萎んでいくような時代は、一方ではアイコニックでないものが淘汰されていくときでもあるといえるでしょう。要するに、ホンモノは残る。簡単に色褪せたりしない。ホンモノであるからこそ、僕らはいつのときでもベントレーがほしい。ブライトリングを手首に巻きたいと思う。
 4月からの連載は、ひとまず今回で終了です。せっかくの機会なので、ブライトリング・フォー・ベントレーのラインナップの写真をズラッと並べて紹介しておきます。あなたの気に入る1本はどれですか? 僕の1本はマークVI、コンプリケーション19です。
ムッシュ・ベントレーの作った「世界最速のトラック」(エットーレ・ブガッティの弁)の1台
ムッシュ・ベントレーの作った「世界最速のトラック」(エットーレ・ブガッティの弁)の1台であることが、たったこれだけの断片からだけでも即座に理解できる。ユニオン・ジャックのデザインもふくめて実にアイコニック。


気に入る1本、必ずあります。


ベントレー GT レーシング
ベントレー GT
ベントレー GT レーシング
サテンとポリッシュを組み合わせたアグレッシブなデザインと、このモデル専用に開発された「スピード・ブレスレット」が特徴。自動巻き。ステンレススティール。ケース直径44.8mm。85万500円。
ベントレー GT
「コンチネンタルGT」にインスパイアされたモデル。時計史上初となるメタリック・ペイントをダイアルに採用している。自動巻き。ステンレススティール。ケース直径44.8mm。82万9500円。
ベントレー 6.75
ベントレー・モーターズT
ベントレー 6.75
「アルナージ」にインスパイアされたモデル。ケースバックは、リアルに再現されたホイールと遊び心も満点。自動巻き。ステンレススティール。100m防水。ケース直径47.8mm。96万6000円。
ベントレー・モーターズT
もっともスポーティな「ベントレー・モーターズ」。ベゼルのエンジンターンド仕上げとサテンとポリッシュの使い分けが特徴。自動巻き。ステンレススティール。ケース直径48.7mm。100万8000円。
ベントレー・フライング B No3
ベントレー・フライング B
ベントレー・フライング B No3
「フライング B」のレクタンギュラー・ケースを小型化したモデル。マザー・オブ・パールがセットされたインデックスもいい。縦51.4×横34.5mm。自動巻き。ステンレススティール。128万1000円。
ベントレー・フライング B
ブランド初のレクタンギュラー・モデルは、ジャンピングアワー機構を採用。ケースバックを曲面にし、フィット感はいい。縦57.3×横38.5mm。自動巻き。ステンレススティール。172万7250円。
ベントレー・マークVI
ベントレー GMT
ベントレー・マークVI
名車「マークVI」にインスパイアされた、クラシックで上品な2カウンター・クロノグラフ。自動巻き。ステンレススティール・ケース+プラチナ・ベゼル。ケース直径42mm。133万3500円。
ベントレー GMT
第2時間帯を24時間表示するGMT針は大振りながら、赤く塗られた先端部の中央をくりぬくことで視認性を確保している。自動巻き。ステンレススティール。ケース直径49mm。110万2500円。



写真=高橋和幸/ドミニク・フレイザー/ブライトリング・ジャパン
photos by DOMINIC FRASER 取材協力=ベントレー・モーターズ・ジャパン



※価格は雑誌掲載当時のものです。


2009年2月号掲載



 
 
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バックナンバーページの定価表記について
「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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