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キャディラック新車攻勢第1弾上陸!


CADILLAC CTS Sport Wagon/キャディラックCTSスポーツワゴン
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CADILLAC CTS Sport Wagon/キャディラックCTSスポーツワゴン


ロックなワゴン!


新生GMが復活をかけて放つスポーティ・ワゴンがやってきた。
名声ではなくカッコウと走りで勝負!
文=荒井寿彦(本誌) 写真=柏田芳敬



 2010年、新生GMの新たなる挑戦が始まった。工場閉鎖や人員削減といったスリム化の一方、中国に10種類以上の新型車を投入するなど、明暗さまざまなニュースが混在する再スタートである。
 日本市場向けには嬉しいニュースが飛び込んできた。今年、キャディラックのミドル・セダンCTSをベースにしたワゴン、SUV、クーペの3モデルが次々と上陸するという。
 第1弾はCTSスポーツワゴンだ。ガバッと口を開けたキャディラック・グリル、ホイールハウス周辺が膨らんだ前後フェンダー、随所にスパイスを効かせるクローム・メッキなどにより、見た目はとても挑発的だ。ボディ・サイズはセダンとまったく同じ。リアのオーバーハングが短く、ワゴン特有の間延びした感じがしない。大きく前傾したリア・ピラーが鮮烈な印象を与える。セダンよりスポーティでロックな感じがする。
 エンジンで注目すべきは新開発の直噴3リッターV6ユニット。いままでCTSセダンに採用されていた2.8リッターV6と比べると、最高出力は59psアップの273ps/7000rpm、最大トルクは5.8kgm増の30.8kgm/5700rpmである。
 パール・ホワイトの3リッター・モデルで東京、台場周辺を走った。踏み始めのスロットル・レスポンスが鋭く元気がいい。6段ATはシフト・ショックが小さく、マニュアル・モードのシフト操作に対する反応も素早くて気持ちがいい。車検証記載の重量は前940kg、後930kgで、レインボー・ブリッジの芝浦側へ渡る大きなコーナーではハンドリングの良さを垣間見た。乗り心地はちょっと硬めで、アメ車というよりは欧州車風な味付けだ。
CTSのインテリアは07年の第2世代から格段に質感が向上した
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CTSのインテリアは07年の第2世代から格段に質感が向上した。
 駐車場で荷室をチェックする。ハッキリ言って狭い。後端のシルが高いから重い物を積むのも大変そう。スポーツワゴンという名の通り、スタイリングと走りを重視したモデルのようだ。
 キャディラックが復活をかけて放ったCTSスポーツワゴンは、50年代から60年代にアメリカで人気だった大きくてスクウェアなステーションワゴンとは正反対の性格を持っている。ロックな感じがするのは、あえて旧来のキャディラック像を否定するルックスと中身を与えているからだ。
 レザー内装のCTSスポーツワゴン3.0スタンダードの価格は515万円。メルセデス・ベンツE300ステーションワゴンより250万円安いのも魅力だ。

レザー内装は標準装備。シートの掛け心地は硬め
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レザー内装は標準装備。シートの掛け心地は硬め。後席は広くて快適だった。
テールゲートの窓が大きく前傾しているのが特徴。
荷室容量は720リッター〜1670リッター
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テールゲートの窓が大きく前傾しているのが特徴。スポーティな後ろ姿だ。
荷室容量は720リッター〜1670リッター。床が高く天井が低いので使い勝手の良さは疑問。



(2010年5月号掲載)
 
 
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