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ランボルギーニ・ムルシエラゴ・ロードスターにボローニャ周辺で乗る。


Lamborghini Murcielago Roadster/ランボルギーニ・ムルシエラゴ・ロードスター
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Lamborghini Murcielago Roadster



気分はランボー!


本年3月のジュネーブで発表された超ド級ロードスターの国際試乗会がファイティング・ブルの産地、イタリア・ボローニャ周辺で開かれた。
580ps、66.3kgmの猛牛、理性を取り去ってどうなったか?
文=今尾直樹(本誌) 写真=アウトモビリ・ランボルギーニS.p.A.

photos by Automobili Lamborghini S.p.A.


カッティング・エッジ

 2004年のジュネーブ・ショウに出品されたムルシエラゴ・ロードスターの生産準備が整った。そもそもは03年1月のデトロイトでプロトタイプとして登場したこのオープン・モデル、夏休み明けの9月から、まずはUSAでの販売が始まる。日本上陸は来年早々の見込みながら、価格はすでに発表済みで、消費税込み3094万560円。クーペの416万5560円高と、豪快な価格のわりに緻密な値づけ。今年の生産台数は70台ぽっきりだが、来年からはムルシエラゴの全生産台数の半数、200台が計画されている。
 国際試乗会の舞台はイタリア。ランボルギーニの本拠地、サンタガータ村はボローニャ市郊外にある。といってもホントはモデナの方により近いのだが、モデナ市郊外と書くと最大のライバルと同じになってしまう。で、某日朝、日本からのプレス若干名がサンタガータ村の本社にバスで到着すると、闘牛の新種2台はモダンなガラス・ウォールの社屋を背景にしてたたずんでいた。
 ルーフのない分、軽快で、床屋に行ったあとみたいにサッパリしている。と同時に、抜き身のナイフのような鋭さがある。最近のキャッチ・フレーズ、“カッティング・エッジ”な感じ。フロントからサイドへと至るガラス・スクリーンは、ヘルメットのバイザーをイメージしているそうで、モダンである一方、なんとなく70年代っぽい。デザインのインスピレーションをポルシェ908や70年代のスポーツ・プロトタイプから得ているというのが公式見解だが、つまるところはムルシエラゴがカウンタックの進化版だから、と見るのが正解ではあるまいか。
シフト・レバーの後ろの可変ダンパーの切り替えスイッチがなくなった
(上)シフト・レバーの後ろの可変ダンパーの切り替えスイッチがなくなった。その理由は「要らないから」。(下)写真ではわかりにくいかもしれないが、運転席と助手席でレザーの質が異なる非対称インテリアが新しい。ドライバー側は通気加工レザーが採用されている。パドル・シフトのeギア仕様。
 スタートする前に幌に関するレクチャーを受ける。ムルシエラゴ・ロードスターは基本的にロードスターで屋根がないけれど、突然の雨などに備えて緊急避難用のキャンバス製幌が用意されている。ただし、推奨速度160km/hまでの使用に限定され、ふだんはフロント・ボンネットの中に折りたたまれて入っている。これを装着するのをランボルギーニの人が見せてくれたが、骨組みを出してあれこれしているうちに15分ぐらいかかった。その分、ちゃんとしている感はあるけれど、突然の雨の場合は、潔く濡れることでしょう。せっかく装着された幌であったが、天気快晴ということもあって、即座に取り外される。





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