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長くなってドアの増えたミニの真価はどこにあるのか?


Road Test:Mini Clubman Grown Up Mini
Road Test:Mini Clubman Grown Up Mini



ミニが大人になった日。



東京都心にはまだ肌寒さの残る3月初旬、エンジン編集部ミニ研究班は、
真新しいミニ・クラブマン2台を探求すべく、計5台のミニを連ねて、
房総半島を目指し、出かけていったのだった。そこで出た答えは……
話すひと=今尾直樹(本誌)+村上 政(本誌) まとめ=齋藤浩之(本誌)
 写真=木村仁哉 車輌協力=ミニマルヤマ/松井喜八



 英国車といえばロールズ・ロイス、というひとはたくさんいるでしょうが、英国車ときたらミニ、というひとはもっとたくさんいるでしょう。
 というわけで、ミニです。タイムリーなことにクラブマンが上陸したばかりで、にもかかわらず早くもスマッシュ・ヒットを飛ばしているようす。ここはクラブマンを中心に、普通のミニも連れ出して、春のきざしを見つけにいこう。幸いなことに、クラブマンのご先祖にあたるモーリス・ミニ・トラヴェラーを所有するオーナーの方からとびっきり楽しそうな1台をお借りすることもできた。
 揃った顔ぶれは、ミニ・クーパー(6AT)とミニ・クーパーS(6MT)、ミニ・クーパー・クラブマン(6AT)とミニ・クーパーSクラブマン(6AT)、そしてモーリス・ミニ・トラヴェラーの5台。
 今尾、村上、齋藤はアクアラインを走って一路、房総へとワンデイ・ツーリングに出かけたのであります。



トリオ・ザ・パンチが報告します。

 のんびりとしたスピードで東京湾をひと潜り。千葉へと渡って房総スカイラインへ入る頃にはポカポカとした陽気も肌に感じるようになって、ピクニック気分も盛り上がる。でも、ぼくらは楽しいお弁当の代わりに撮影というお仕事をしなければならないのがちょっぴり残念ではあったけれど、和やかに事は進んで、お昼ご飯にもありつけて、無事、編集部へと戻ることができたのだった。
 そして、感想座談会。今尾副編は自身オリジナル・ミニを2台乗り継いだことのあるミニ好き。いまは動かないベントレーを持ったりして自他ともに認める英国車好き。長期リポートではエクシージに続いてヨーロッパSに乗り移った。ロータスも好きなひとである。
 一方、村上副編はポルシェに心酔して愛車はボクスター。さらに奥さんと共用のファミリー・カーはアウディA4アヴァント。いまさらいうまでもなく、強力なドイツ車信奉者である。ときに、ドイツもの以外は目に入っていないんじゃないか、と思うこともある。
 わたくし齋藤はイタ車偏愛。ランチア・カッパに乗って家族にはプロボックスを押し付けている。
 参考までに、オリジナルのミニはもちろん生粋の英国車。先代ミニはBMW傘下で蘇り、その成功を受けて代替わりした新型はリ・エンジニアード・バイ・イタルデザインであります。
 もうひとつ、付け加えておきます。最近、スズキ編集長は何故かかってに僕ら3人をトリオ・ザ・パンチとか名づけちゃっているみたいです。



ミニマルヤマとオーナーのご好意で一緒に連れ出すことができたモーリス・トラベラー
ミニマルヤマとオーナーのご好意で一緒に連れ出すことができたモーリス・トラベラー。ミニ・クラブマンのご先祖。パノラミックなグリーンハウスも独特なプロポーションが、そのままモチーフとなって今のモデルに生かされていることがよく分かる。クラッシュ・セイフティという考え方が生まれるはるか以前のクルマということもあって、空間利用効率は驚くほど高い。オーナーは好みで1275ccエンジンに載せ替えて楽しんでいるので、オープン・ロードでも現代のクルマと同等かそれ以上の元気のよさを見せる。新型クラブマンの走りも楽しい。なかでもクーパー・クラブマンは安定感も好ましく。この日一番と思えた。


 
 
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予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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