2億円がなんだ!
サブプライム問題以降の世界同時的景気後退もなんのその。
2億円超の新車プロジェクトが名門メーカー2社から発表された。どういうこと?
文=齋藤浩之(本誌)
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不可能と思われた市販車による最高速度400km/h超を本当に実現して、自動車界の度肝を抜いたブガッティ・ヴェイロンは、2億円という車輌価格の図抜けた高額ぶりでも世を驚かせた。どちらの数字も破天荒。もはやその数字を超えるものは出ないだろうと誰しもが思っていた。
しかし、それを超えるものが現れた。ブガッティを超えたのはブガッティである。ヴェイロン16.4をベースに150台が限定生産される、グラン・スポールがその1台だ。
1001psの心臓や4WD機構はそのままに、ルーフを着脱可能式としたロードスター・バージョンである。
驚くべきはその価格で、消費税込みの車輌本体価格は、2億5300万円!
一方、ほぼ時を同じくして、英国のアストン・マーティンからは、7リッターV12を積むスーパー・スポーツの発表が近づいていることが予告された。
ワン・セヴンティセヴンは、お得意のFRトランスアクスル・レイアウトを採る2座クーペで、最高速度は350km/h超が見込まれている。そして、お値段は、これも2億円超えが確実視されている。生産台数は100台未満。
21世紀最初の10年はスーパー・カーのジュラ紀として、後世に語り継がれるだろう。
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BUGATTI VEYRON 16.4 GRAND SPORT。8月16日に開催されたペブル・ビーチ・コンクール・デレガンスで披露された。ヴェイロン・クーペをベースに着脱可能なルーフを採用したロードスター・バージョン。生産台数は150台の限定となる。1001psを叩き出す8リッターの4ターボW16気筒エンジンなどはクーペに準じる。車輌価格は2億5300万円。
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ASTON MARTIN
ONE-77。今年中に正式発表されるエクストリーム・カー。CFRPシャシーにアルミ・ボディ。
7リッターV12エンジンを搭載するFRトランスアクスル。100台に満たない数が限定生産される。予想価格は2億円以上という。