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実用性ゼロ? むき出しのスリー・ホイーラー、T-REXに乗ってみた。


T-REX14R(前)で輸入総代理店を訪ねたら、ハーレー・エンジンを積んだV13R(後ろ)を運転する田淵真嗣さんが迎えてくれた
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T-REX14R(前)で輸入総代理店を訪ねたら、ハーレー・エンジンを積んだV13R(後ろ)を運転する田淵真嗣さんが迎えてくれた。
T-REX14R(前)/3500×1981×1067mm。ホイールベース=2286mm。1352cc 4気筒(197ps)660万円。
V13R(後ろ)/3530×1994×1067mm。ホイールベース=2477mm。1250cc Vツイン(122ps)598万5000円。


私、内心ビビリました。
カンパーニャT-REX14R(とV13R)


伝説的F1ドライバー、ジル・ヴィルヌーヴを支えた
メカニック、ダニエル・カンパーニャが設計したT-REXは
速く走るためだけに生まれた3輪スポーツ・ヴィークルだ。
埼玉県のディーラーから横須賀の輸入総代理店まで、
覚悟を決めて走ったら、なんと乗りやすくてビックリ!
文=今尾直樹 写真=柏田芳敬 車両協力=クリスタルオート


 岩槻ICから東北自動車道にあがるや、Tレックスのディーラー、クリスタルオートの松本正光店長がガス・ペダルを踏み込む。タコメーターの針がレッドゾーンの1万1000rpmめがけて駆け上がる。グワーッと腹の底に加速Gを感じる。私は助手席でアゴをひく。前方の景色がコマ落としで近づいては流れ去る。フル加速する度に、リアがムズムズッとする。スーパー・バイク界の帝王、カワサキZZR1400(別名「ZX-14ニンジャ」)の1352cc 4気筒ツインカムが発生する最高出力197ps、最大トルク15.7rpmを路面に伝えるのは、295/35ZR18という極太扁平サイズながら、バイクと同じ1輪のみ。安定しきってはいない。4輪車との決定的な違いだ。
CAMPAGNA MOTORS T-REX14R & V13R/カンパーニャ・モータース T-REX14R & V13R
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「こ、こんなの運転できるだろうか」
 私、内心ビビりました。ティラノサルスというより、小型で凶暴で神経質そうなブラキラプトルみたいじゃないか。「ジュラシック・パーク」に出てたコワいヤツ…。


寝そべったシート
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クラッチはごく軽い
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寝そべったシートは意外や快適。運転姿勢はペダル位置で調整する。

クラッチはごく軽い。ブレーキはノン・サーボだが強力。公道では不用意なアクセル全開は避けたい。高速巡航時のスタビリティは高い。

ZZRのパーツを使った14Rのインパネ
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14Rのギア・レバー。
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ZZRのパーツを使った14Rのインパネ。

14Rのギア・レバー。

V13Rのインパネ
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カッパを入れておくのに便利なスーツ・ケースはオプション
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V13Rのインパネ。

カッパを入れておくのに便利なスーツ・ケースはオプション。



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page1 私、内心ビビリました。 カンパーニャT-REX14R(とV13R)
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