TAG Heuer presents ENGINE THE HOT100 2012年夏版! 国別ランキング発表! |
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シボレー・コルベットZ06
渡辺敏史 もう殿堂入りと思ってたけど、今回はエゴ全開の選択なのでやっぱりこれを1位に。ZR1との差異をよく聞かれるが、一番の違いはエンジン。Z06の方には純粋な7リッターNAのOHVを7000rpmまで回しきれるという他にはないアナログな官能性がある。頭の中で巨大なムービング・パーツや長いロッドがギャンギャン動き回っているサマがみえずとも頭の中に思い描ける、そんな回転フィーリングを持ち合わせているのがこのクルマの最大の魅力。シャシーも含めてZR1よりはややユルいが、それも今や絶妙な郷愁感となってドライバーに語りかけてくれる。こんな総合芸術はいい加減味わえなくなるだろうなあ、と思うと、尚更いとおしい。 九島辰也 Z06(ジー・オー・シックスと呼ぶ)はル・マン24時間レースのGTクラスで活躍するレーシング・カーC6-Rのノウハウを持ち込んだ市販車。LS7型の7リッターV8というという大排気量エンジンとアルミ製フレーム、それと強化されたブレーキが特徴となる。LS7はスモールブロック最大の排気量。過去コルベットには7.4リッターV8も積まれたがそれはビッグブロックだったと記憶する。で、そんなZ06の走りは異次元。ドライビング・ポジションからまんまレーシング・カーでアドレナリンを分泌させる。専用のバケットシートがカラダを包み込んだ瞬間からそうだ。そして加速の度にシートへ押し付けられるGフォースに、底知れぬ恐怖さえ感じる…。 西川 淳 「これ、何cc?」と市井のオジさん連中は必ず聞いてくる。ニヤリ。「7リッターですわ」と答えてやると、たいがい「ナ、ナ、ナナセン??」と絵に書いたような理解不能のオウム返し。自分が口にした数字の意味をやっと飲みこんだと思ったら、一拍おいて転けそうなくらいに驚きのリアクションになって。とっても気持ちいいんだよなあ〜、その様子を見るの。イマドキ、貴重な超大排気量スティック・シフターだ。どでかい塊の“ふるえ”を両手両足で存分に感じてコントロールする醍醐味こそ、クルマを動かす根本的な楽しみだったと知る。6速で転がせば、燃費だって素晴らしい。完成度も非常に高いのがZ06の魅力だ。
シボレー・コルベットZR1
飯田裕子 乗り心地は良いが少し大味という印象を最初は抱きました。が、すぐに「アメリカン・スポーツ万歳!」な気分になるから凄い。6.2リッターV8スーパーチャージャーのパワーは647ps。コーナーでは表情を変え、ハンドリングが快感。また、ぶ厚いアメリカン・ピザのごとく低速から高速に至るまでギッシリとトルクが詰め込まれたエンジン・フィールは、実にスムーズで伸びやか。ドロドロと音を立てるエンジン音も日本では超新鮮! そして、その乗り心地の良さから、ずっとこのまま走っていたくなる。高速ドライブの気持ち良さがクセになります。 西川 淳 Z06をもっとパワフルにして、フェラーリ599級のパフォーマンスを与えつつ、乗り心地をさらに洗練(排気量違いによるエンジン・ノイズ&バイブレーションの違いも大きい)させ、走りの質感もぐっと欧州風、オトナな感じに仕立てたのがコチラ。乗ってみれば、Z06より乗りやすいし、スーチャーさえ利かせなければ、割と大人しいので扱いもさらにラク。純アメリカン路線を突っ走りたい人にはZ06をオススメするが、アメ車最高の実力を体感しておきたいなんてスーパーカー好きにはZR-1を推すし、個人的にもコッチかな。うーん、でも長く付き合うならば、Z06のような気もして。それだけこの2台、甲乙付け難い。 桂 伸一 Z06の7リッターV8(511ps、64.9kgm)を凄いと思ったことが嘘のようだ。ZR1の6.2リッター V8はイートン製スーパーチャージャーで過給することでスペックは一気に647ps、83.5kgmにハネ上がる。 車重は“わずか”1530kg!! このモンスターを6MTで操るには、腕と度胸と沈着冷静な頭脳が要求される。アクセルひと踏みでどこまで伸びるのか。4速でもホイールスピンする凶暴な加速は富士のストレートで290km/hのメーター読みをサラッと示す豪傑さこそZR1の持ち味のひとつ。ところが速いのは直線だけじゃない。コーナリング・スピードの高さも911 GT3RS4.0を凌ぐレベル!? でなければニュル北コースを7分26秒など無理である。
フォード・マスタングV8GT
森口将之 世のトレンドにあえて背を向けるような5リッターV8。しかも後ろ足はいまだにリジッド・アクスル! でも基本設計を頑固に守り続けたままアップデートしているからこそ、昔ながらのアメリカン・スポーツの世界が新車で味わえる。マスタングよ永遠に、と思わずにいられない。 国沢光宏 エンジンを掛けた瞬間からニンマリ出来る。不思議なことに乗ったことのない人であっても、アメリカンV8の鼓動って懐かしい感じ。アクセルを床まで踏めば、418psという超絶パワーが押し寄せてくる。たまに登場するマニュアル仕様の特別仕様車は最高に素敵だ。
フォード・エクスプローラーXLTエコブースト
森 慶太 「これならマスタングに載っけてもイケるでしょ」と思わせる直噴ガソリン4気筒2.0ターボはレギュラー・ガソリンでOK。リッター13km超。 島下泰久 パッケージングも走りもプレミアム系と互角以上に渡り合うエクスプローラー。この体躯を2リッターターボで動かすのも面白いのに、何でこの順位? |
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