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28号車、サーキットを走る


筑波サーキット・コース1000のインフィールドを攻める28号車
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筑波サーキット・コース1000のインフィールドを攻める28号車。C6のヘッドアップ・ディスプレイには横Gメーターが付いていて最高1.05Gを記録した。


28号車 CHEVROLET CORVETTE
新車価格 740.0万円
導入時期 2006年3月
走行距離 6502km





ポジティブになれる!


攻撃的なスタイリングと圧倒的なパワーで、担当者を元気にしてくれる28号車。
サーキットでも良かったです。
文=荒井寿彦(本誌) 写真=神村 聖





明日も頑張ろう

 今月の走行距離は2300km。黄色いコルベットが最近ますます気に入っている。まず、なんといっても見た目がカッコイイ。駐車場に佇む28号車を見ると、いつでも「いいなあ」と思う。盛り上がったフロント・フェンダー、ボンネットのバルジ(力こぶ)、ボディ・サイドのエア・スクープなど、力強い外観のせいで、自宅を出るときは「よおし、仕事だあ」と思えるし、編集部から帰るときは「明日も頑張ろう」という気にさせてくれるのがいい。
 路上での注目度も抜群。都内の駐車場などで声をかけられることもしばしば。「カッコいいですねえ。なんていうクルマですか?」と、訊ねられたりすることが多くて嬉しい。晴天の日曜日、トップを外して東北道を走っていたら、並走する観光バスの窓にズラリと顔が並んでこっちを見ていて驚いた。
 担当者が28号車に乗るとポジティブな気持ちになれる理由はもうひとつある。納車直後に開かれたエンジン・ドライビング・レッスンで、コルベットが想像以上にハンドリング・マシンだったからだ。

緊張して臨んだサーキット

 舞台となる筑波サーキット・コース1000は2速、3速しか使わないショート・サーキットだ。とはいえ、404馬力を誇るコルベット。担当者は緊張して走行に臨んだ。
 トラクション・コントロール・スイッチはオフ。そのとなりにあるマグネティック・ライド・コントロールを“ツーリング”から“スポーツ”に切り替える。6ATのシフトレバーをS(スポーツ)モードに入れ、ステアリング・ホイール裏のパドルで2速を選び、スタート。キュキュッ! 2速発進でも軽いホイール・スピンをしながらコース・イン。タコメーターの針の上昇とシンクロして、担当者の鼓動は早くなる。
 すぐに第1コーナーだ。トレイル・ブレーキング(=引きずりブレーキング)を意識しながら、ステアリングを切る。鼻先の動きは機敏でステアリングの手応えもしっかりとしている。前245/45ZR18、後285/40ZR19の極太タイヤがグッと踏ん張り、ほとんどロールしないで旋回する。
スパッと切り立ったリア・エンド、丸目4灯のリア・ランプ、センター4本出しのマフラーがカッコイイ
スパッと切り立ったリア・エンド、丸目4灯のリア・ランプ、センター4本出しのマフラーがカッコイイ。好きだなあ後姿。
 最も苦手かもしれないと思っていたヘアピンもなんなくクリアすると、手に負えないのではないか? という不安はウソのように消えた。スタートから30秒も経たないのに我ながら単純だと思うが、それほどコルベットの動きはキビキビして気持ちが良かった。前後重量配分が51対49と理想的なのに加え、切り詰められた前後のオーバーハングの恩恵で、想像以上に回頭性がいい。
 反応のいい6ATをパドルで2速、3速、と操作しながら周回を重ねる。次第にペースは上がり、楽しさもそれに合わせて増していった。
 タイムは? と聞かれると、少々つらい。でも、コルベットが「腕をあげるぞ!」という気持ちにさせるクルマであることは確かだ。
 
 
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予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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