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アバルト・カップに再び参戦す。


LOTUS EXIGE S
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ロータス エクシージ S




29号車
LOTUS EXIGE S

全長×全幅=3785×1719mm、ホイールベース2300mmというコンパクトなボディのミドに最高出力221ps/7800rpmと最大トルク21.9kgm/5500rpmを発生する1.8リッター直4+過給機を搭載するエクシージS。前195/50R16、後225/45R17のアドバンA048の組み合わせは、チャンピオン・マシンの実力を持つはず。いまはまだ能書き。



サーキットでは、硬派に変身する。


初代エリーゼのときに、ワン・メイク・レース車両の公道版として誕生したのがエクシージ。
サーキットに来ると、「三つ子の魂」がわかる。
文=今尾直樹(本誌) 写真=柏田芳敬



 9月10日に参加したアバルト・カップが楽しかったので、11月12日に開かれた06年最終戦にも参加した。ひとりは寂しいので、編集部のI記者も誘ってエクシージSでダブル・エントリー! タイム云々は後生だから聞かないでほしい。まだ公表する段階ではない。
 でも、私、実感しました。エクシージSはアクセレレーターで曲げるってことを。コーナーでアクセルを踏んでもゆるめても、向きが変わる。それはアクセルを積極的に踏まないとわからない。次回はもっとわかるかもしれない。つまり、もうちょっとは上達するかもしれない。さらに詳しいハンドリングの解析はまた今度。いま申し上げられるのは、フツウに公道を走っているレベルでは、乗り心地はやたら硬いのにボディ剛性はたいしたことない、と私は思っていたが、コーナリング速度が上がってタイヤのグリップ性能も上がってくると、クルマ全体の手ごたえが俄然ガッチリしてきて頼もしくなる。硬派にして、レーシング・カーっぽい。男らしい。よくできたプロの道具、という感じがする。これはものすごいスポーツカーだ。という認識を新たにした。
主催者の角田幸弘さん
主催者の角田幸弘さん。鉄道マニアでもある。
アバルト・カップにイギリス車

 さて、アバルト・カップというくらいだから、本来はイタリア車ファンのためのイベントである。そこに、のこのこイギリス車。
 でも、エクシージSの雄姿を見ていただきたい。アバルト2000TCとかが現代に蘇ったら、こんなカッコウになりはしないか。カルロ・アバルトが生きていて、たまさかトヨタ・エンジンを積んだミドシップ・スポーツカーをつくったとしたら……。もちろん、エクシージSはカルロ・アバルトとは無関係にロータスなので、そのような空想は無意味。とはいえ、このミニ・スーパーカーが60年代のイタリア車っぽいスタイルをまとっていることは否定できまい。そもそもスーパーカーは、イタリアはモデナの特産品である。
 主催者の角田幸弘さんによると、第1回アバルト・カップは92年に開かれた。以来15年にわたって連綿と続いている。フランス車乗りのフランス車乗りによる一大イベント、フレンチ・ブルー・ミーティングのイタリア車版がほしいね、ということからイタリア車乗りのクラブが協力してフィアット・フェスタというイベントが生まれ、これは文化祭的だったので、運動会がほしいという気運が盛り上がってアバルト・カップに至った。末永く続くことを。英国車だけど、ミニ・スーパーカーで07年も出たいです。


ロータス エクシージ S
(左)最終戦ゆえ年間成績発表も行われた。ステキな盾。(右)角田さんの76年フィアット・アバルト 131ラリー。


ロータス エクシージ S
(左)山路徹さんの新兵器、89年のフォード・シエラRS。(右)70年のプリムス・クーダ440-6バレル。豪快。

 
 
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