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ハイウェイで深傷を負った。


入庫したガレーヂ伊太利屋・晴海サービス
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入庫したガレーヂ伊太利屋・晴海サービス。美しく蘇ったENGINEミトの後ろには8Cの姿も。


新車価格 285万円
導入時期 2009年9月
走行距離 1万3186km


未確認飛行物体、ミトを襲う。


車名に因んで、全国の「み」が頭文字の土地と
東京との間を巡るアルファ・ミトの長期リポート。
次の目的地を悩んでいると、それは飛んできた。
写真=阿部昌也/柏田芳敬


 ひと月3000kmの走行距離が目標のENGINEミトだが、今月は1000km強に留まった。東名高速道路上で負傷したためだ。
 現場は用賀ICからすぐ。下り方向で多摩川橋を越えたあたりだ。凄まじい音だった。普通の飛び石のような「バチン!」とか「バシン!」というレベルじゃない。「ドカン!!」だ。爆発音といっていい。
 バーストを疑って、とっさにステアリングを握りしめた。けれどミトは何事もなかったように走り続ける。東京料金所で停車して点検したが、タイヤは4輪とも凹んでいなかった。


次の入庫タイミングを知らせる積算距離は1万7003km
次の入庫タイミングを知らせる積算距離は1万7003km。なんとか遅れを取り戻し、来月は少しでもこの数値に近づきたい。
地金が見える!

 安心した次の瞬間! ……めまいがした。右側のフロント・フェンダーとドア・パネルの塗装が3カ所もえぐられている。よほど鋭利なものが飛んできたのだろうか。一番下の鉄板が見えている。リア・フェンダーにはテニスボールほどの凹みというおまけつきだ。飛んできた何者かはフロント・フェンダーとドアに当たった後、路面にバウンドして再度ミトを襲ったのか。道路公団に問い合わせたが、ミトを襲った相手は結局未確認飛行物体のままだった。
ドアに2カ所と前後フェンダーにそれぞれ1カ所傷が
ドアに2カ所と前後フェンダーにそれぞれ1カ所傷が。あと少し後ろにずれていれば塗装工程はドアのみですんだのだが……。
 サイド・ビュウ、特にオーバー・フェンダーの膨らみは、ENGINEミトのような明るい色だと光の当たり方で陰影がほのかに浮かび上がる。そこへこの傷は目立つ。乗り降りするたびに視界に入る。悲しい。
 数日後、ガレーヂ伊太利屋の晴海サービスへ向かった。翌日よりバンパーがずらされ、ヘッドライトが外され、フロント・フェンダーとドアの板金塗装作業が始まった。リア・フェンダーは塗膜にダメージがなかったので、裏側から丁寧に板金のみが施された。
 美しい姿に戻るには2週間弱を要した。同時に下まわりの点検も依頼したが、幸いなことにホイールやタイヤ、サスペンション、フロアに傷や凹みはなかった。
ウインカー、ドア上部モール、ドアノブも脱着
ウインカー、ドア上部モール、ドアノブも脱着。美しく仕上げるには必要不可欠な作業だが、手間もかかりコストもかさむ。
 同社の新郷亮太氏によれば、こんかいの修理費用はおおよそ20万円。3枚のパネルにわたって板金塗装を行うと、どうしてもこのくらいのコストが掛かる。飛び石がガラスを傷つけた場合は利率を上げずに車両保険が適用される場合が多いけれど、車体への被害は同じ飛び石でも保険会社によって対応はまちまち。事故の場所や時間だけでなく、当たったものが何なのか分かっていると交渉がスムーズに進むことが多いという。
 今回の入庫によるロスを取り戻すべく、蘇ったミトとともに来月は一気に西へ向かう予定だ。 (上田)


 
 
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バックナンバーページの定価表記について
「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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