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アウトバックが再登場!


SUBARU LEGACY OUTBACK 3.6R/スバル・レガシィ・アウトバック3.6R
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SUBARU LEGACY OUTBACK 3.6R/スバル・レガシィ・アウトバック3.6R

新車価格 346.5万円
導入時期 2010年1月
走行距離 1821km


帰ってきた頼もしいヤツ!


51号車として新たに長期リポート艦隊に就航するのは
カメリアレッド・パールのボディ・カラーのスバル・レガシィ・アウトバック3.6Rだ!
文=塩澤則浩(本誌) 写真=小野一秋


 1年9カ月間担当した42号車のパサート・ヴァリアントが1月いっぱいで退役することになった。最後のリポートは本号の182ページをご覧いただくとして、問題は次のリポート車である。昨年暮れから次のクルマを何にしようかと思案していたところに、富士重工から願ってもない話が飛び込んできた。アウトバックを4月末まで貸与してくれるというのだ。長期リポートというには少し期間が短いけれど、ふたつ返事で引き受けることにした。というのも、04年の1年間、先代のアウトバックにやはり長期リポート車として乗っていたことがあり、とても気に入っていたからだ。
 そのとき乗っていた3リッターの水平対向6気筒を積んだ3.0Rは、完全バランスならではの回転フィーリングが素晴らしく、長距離を走れば疲れ知らずのグランド・ツアラーだった。もちろん悪路の走破性も相当なもので、ホース・トレッキング(野外乗馬)の取材をしたときは、馬を追って荒れた山道を行くのもへっちゃらだった。さらに驚いたのはサーキットでも意外に速かったことである。エンジン・ドライビング・レッスンでは、車高が高くて派手にロールはするものの、安定感があってサーキットでも安心してドライビングできたことを覚えている。そんなアウトバックの新型に乗れるのだ。嬉しくないはずがない。


全面刷新
 今回編集部にやってきたアウトバックは3.6Rである。昨年、レガシィが新型になって、アウトバックも全面刷新された。
 まず、北米市場のニーズに応えてボディがひとまわり大きくなった。全長は4775mm、全幅は1820mm、全高は1605mmとなり、先代と比べてそれぞれ45mm長く、50mm広く、60mm高くなっている。ボディ拡大の理由は室内スペースの狭さだという。日本で特別不満があったわけではないようだが、アメリカ人には狭かったということだろう。おかげで室内は広々としている。特に後席のニースペースは望外で、家族でいろんなレジャーを楽しむことが想定されるアウトバックの場合、くつろげるスペースがあるのはありがたい。ついでにいうと、後席のバックレストはリクライニングもできる。
3.6Rは、前後トルク配分を走行状況に合わせて連続可変制御する4駆システム「VTD-AWD」を装備する
3.6Rは、前後トルク配分を走行状況に合わせて連続可変制御する4駆システム「VTD-AWD」を装備する。
 6気筒のエンジンは、排気量を600cc拡大した3.6リッターになった。このエンジンは、もとはといえば北米でSUVのトライベッカ(日本未導入)が、ポルシェ・カイエンやBMWのX5といったライバルに対抗するために開発したものだという。3リッターと比べて最高出力は10ps増しの260ps。最大トルクは3.2kgm増えて34.2kgmとなっている。北米向けをほぼそのまま搭載するため、レギュラー・ガソリン仕様だ。パワーは十分あるし、経済的なのだから申し分ないと思う。
 サスペンションは、現行インプレッサで開発したプラットフォームを使用したことで、リアの足回りの形式がマルチリンクからダブルウィッシュボーンになっている。
 先代と異なる大きな変更点をざっとあげるとこんな感じである。
 3.6Rの車両本体価格は346万5000円だが、編集部にやって来た車両には、アイボリー・カラーの本革シート、サブ・ウーファー付きの5.1チャンネル・サラウンド・システムのマッキントッシュ・オーディオとHDDナビのセットが付くほか、オート・ライトやオート・ワイパー、熱線式ドアミラーなどの快適装備、あわせて63万5250円分のオプションが付く。総額410万250円は、輸入車もかくやの立派な値段である。
 新宿のスバルで車両を受け取ったときのオドメーターは1021km。ちょうど慣らしが済んだところだ。編集部に来てからまだ1カ月と経っておらず、今月はパサートの最終回のリポートもあったので、800kmしか乗ることができなかったけれど、房総半島の南端にある白浜海岸で早朝撮影を行ったときのことだけをとりあえず報告しておきたい。その日の朝は生憎の強風で、アクアラインは横風13m、白浜の海岸沿いは砂嵐の様相だったが、アウトバックは文字通り矢のごとく直進し、期待に違わず絶大な安心感があって頼もしかった。この全天候性能こそアウトバック最大の強みだと思う。この先、期間は短いけれど、できるだけ遠く、いろんな環境を走ってみて、新しいアウトバックがどんなクルマかリポートしたいと思う。
スバル・レガシィ・アウトバック3.6R
スバル・レガシィ・アウトバック3.6R

新型になってまったく新しくなったインパネのデザイン。アイボリーの内装色は明るく清潔感がある。後席はもちろん荷室も広々。3.6リッターの水平対向6気筒DOHCの最高出力は260ps/6000rpm、最大トルクは34.2kgm/4400rpm。トランスミッションは5ATで、ステアリング裏にはパドルシフトも付く。エンジン特性を変える“魔法のスイッチ”SIドライブについては後日詳しくリポートしたい。
SUBARU LEGACY OUTBACK 3.6R
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SUBARU LEGACY OUTBACK 3.6R
 
 
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