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56号車 スバル フォレスターtS
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56号車 SUBARU FORESTER tS

新車価格 362.25万円
導入時期 2011年5月
走行距離 1万666km


全長×全幅×全高は4560×1780×1660mmで、最低地上高は200mmもある。コイルもダンパーも強化されたSTI製で、フロントのダンパーは倒立式だ。おかげで運転している本人は、写真で見るほどロールは感じていない。タイヤは225/55R17の横浜ジオランダーを履く。ストレート・エンドで不用意にハードなブレーキングをすると頼りないが、おかげで練習になった。



サーキットもOK!!


先月号で予告したとおり、フォレスターでサーキット走行にチャレンジして来た。
文=塩澤則浩(本誌) 写真=神村 聖



 フォレスターtSの前に乗っていた先代のリポート車、レガシィtSの取材で三鷹のSTIを訪ねたとき、車両実験部を統括する辰己英治さんと話をしていて、最近、毎年STIがチャレンジしているニュル24時間レースの話題になった。
 スバル(実動部隊はSTI)がWRC(世界ラリー選手権)から撤退したとき、モータースポーツ魂が薄れてしまうことを憂えた社員がたくさんいた。辰己さんもそんなひとりで、自分たちの手でできるモータースポーツとしてニュル24時間への参戦を社の上層部に直談判したという。ニュル参戦は以前もあるにはあったが、車両製作から宿舎の手配にいたるまで、社員が手分けして行うフルSTI体制で臨むようになったのは辰己さんが総監督を務めるようになった08年からだ。
 09年はクラス5位。10年は4位。そして6月23日から26日の日程で行われる今年は、4ドアのインプレッサWRX STI tSで参戦する。この号が書店に並ぶころには結果が出ているはずだ。
ドライビング・レッスン

 フォレスターtSにも、もちろん実戦で鍛えられたSTI製のスペシャル・パーツが数多く装着されている。上屋が重く腰高のSUVとはいえ、これをサーキットで試さない手はない。というわけで、今年初開催のエンジン・ドライビング・レッスンで思う存分走らせてきた。
56号車 スバル フォレスターtS
 ベースがインプレッサということもあるし、パワーが263馬力もあって、足回りはSTIチューンだから、けっこういい感じで走るに違いない、と思ってはいたけれど、これが楽しいのなんの。とてもSUVとは思えないほど軽快に走る。全高が1660mmで最低地上高が200mmもあり、ロータス・エリーゼが横に並んでもルーフしか見えない視点の高さには笑ってしまったが、コーナーでフロントがスッとインに入ってゆくハンドリングの良さは、インプレッサゆずりだと思った。さすがにロールは大きいが、スプリングもダンパーも強化されているおかげで不安はまったく感じない。
 タイヤがM+Sのオールシーズン用なので限界が低いことと、5ATが少々古臭く、パドルでシフトしたときの反応が思ったほど素早くない、という難点はあったものの、弱い雨が降る筑波のコース1000を47秒台で走れたのだからたいしたものだ。輸入車はとかく、国産で最速の、最も楽しいSUVだと思う。
 
 
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