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その名はFタイプ!


JAGUAR F-TYPE ROADSTER/ジャガー・Fタイプ ロードスター
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JAGUAR F-TYPE ROADSTER/ジャガー・Fタイプ ロードスター
楕円のフロント・グリル内に水平のルーバーを配置するデザインは、かつてのEタイプやXK8を偲ばせる。テール・ランプの形状はコンセプト・カーのC-X16に似て今風だが、全体の雰囲気はシンプルでクラシカルな印象を受ける。


JAGUAR F-TYPE ROADSTER/ジャガー・Fタイプ ロードスター
ニューヨークでジャガーの新型ロードスターが公開。

その名はFタイプ!

出るぞ、出るぞ、と噂されてから早幾年。
ジャガーのリアル・スポーツカー、ついに登場!

文=上田純一郎(本誌)



 三度目の正直、とはまさにこのことだ。4月4日、ニューヨーク・ショウでついにジャガーの新型ロードスター、Fタイプの生産が正式に発表された。
 ジャガー栄光のレーシング・カー、CタイプとDタイプ、そして今なお人気の高いEタイプに連なるFタイプという名を冠したモデルは、これまで何度も登場が噂されてきた。しかし、1980年代にXJ40サルーンをベースに計画されたFタイプ(XJ41クーペとXJ42ロードスター)も、2000年のデトロイト・ショウで公開されたライトウェイト・ロードスターのFタイプ・コンセプトも、いずれもプロトタイプ止まりで、生産にこぎ着けることはなかった。
 新生Fタイプはアルミ・シャシーの2座スポーツカーで、新開発のエンジンを含む複数のガソリン・エンジンを搭載するという。生産はイギリスのキャッスル・ブロムウィッチ工場で行われ、すでにプロトタイプによる走行テストが実施されている。ジャガーのオフィシャル・サイトでは、元F1ドライバーのマーティン・ブランドルも登場するFタイプのテスト走行の映像が公開されている。甲高いエキゾースト・ノートを響かせて疾走する姿は一見の価値あり、だ。
 FタイプはXKコンバーチブルの後継という形ではなく、XF、XJ、XKの3モデルで構成されているジャガーの現行ラインナップに新たに加わることになるという。当初はソフト・トップを備えるコンバーチブルのみだが、早晩クーペ・ヴァージョンやハイ・パフォーマンスな「R」モデルも追加されることになるだろう。

C-X16とは異なるFタイプ・オリジナルのディテールだ
JAGUAR F-TYPE ROADSTER
ボディ・サイズは公開されていないが
ボディ・サイズは公開されていないが、サイドのシルエットはC-X16によく似ている。電動昇降式のリア・スポイラーや、センターの2本出しのマフラーはC-X16とは異なるFタイプ・オリジナルのディテールだ。

1961 E-TYPE




1961 E-TYPE
1961 E-TYPE
レーシング・カーのCタイプやDタイプのイメージを受け継ぐべく、Eタイプという名を採用。

1961 E-TYPE
2000 F-TYPE CONCEPT
全長4.1mの小型ロードスター。当時の親会社、フォードの経営不振で開発が凍結された。
1961 E-TYPE
2012 C-X16
フランクフルトで登場した2座クーペ。Eタイプにオマージュを捧げ、リア・ハッチは横開きに。


2013 F-TYPE
詳細は2012年後半に発表され、ローンチは2013年の中頃だという。上陸は来年末か?


 
 
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