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官能最優先のワゴンです!


ボルボ V60 スポーツワゴン/VOLVO V60 Sportwagon
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V60スポーツワゴン登場!

官能最優先のワゴンです!

1月に発売されたセダンのS60に続き、
スポーティなワゴンがやってきた。


文=荒井寿彦(本誌) 写真=柏田芳敬
 厳しい自然と寄り添うように暮らしている北欧の人々は機能性に優れたものを好むという。スウェーデンで生まれたボルボも機能がデザインに優先する代表的なブランドだ。ステーションワゴンが有名なのは、同社がずっと使い勝手のいいワゴンを作り続けてきたからだ。だから、今回上陸したニューモデルのトランクがアルファ159スポーツワゴン、BMW3シリーズ・ツーリングより小さいと聞いたときは衝撃だった。「ボルボがなんで!?」という人には荷室の広いV70をどうぞというわけである。
ボルボ V60 スポーツワゴン/VOLVO V60 Sportwagon
名前にスポーツがついた

 ニューモデルはV60スポーツワゴンという。試乗会のコースに箱根ターンパイクを選んだのは、車名に“スポーツ”をつけたボルボの自信の表れだろう。「カッコイイじゃないですかあ!」 02年型のV70に乗り続ける柏田カメラマンはV60スポーツワゴンの姿にひと目ボレした。ウェストラインはリアに向かって緩やかに上昇するのに対し、ルーフラインは下降している。リアが絞りこまれたウェッジ・シェイプがスポーティだ。Dピラーが大きく前傾し、Cピラーとの間のリア・クウォーター・ウィンドウはとても小さい。クーペっぽいワゴンである。
 燃費に優れた1.6リッター直噴4気筒ターボのFFと、304psを発生する3リッター直6ターボの4WDが用意されるのはセダンと同じ。3リッター・モデルの足回りをさらに強化したR-デザインで走りだす。カッチリしてるなあ、というのが第一印象。いままでのボルボのように、ステアリング・フィールやサスペンションの動きにぬるさがない。とてもダイレクトな感じがする。でも乗り心地はいい。235/40R18という偏平タイヤを履くのにゴツゴツしな い。走りだしも好印象である。
 2100rpmで最大トルク44.9kgmを発生する直6ターボのおかげで料金所からの胸突き坂もグングン上る。ワインディングでの走りは軽快だ。切り込むとスーッとハナがインに向いて気持ちいい。すっかりワゴンであることを忘れてしまった。
 荷室をカメラ機材でチェックする。小さいとはいえ、そこはボルボ。後席を40:20:40の3分割可倒式にするなど工夫している。ひとつ倒しただけで、2つ折りの脚立まですべてを飲み込んだ。安全面のお家芸もそのままだ。セダンのS60が搭載する歩行者検知機能付きオートブレーキはもちろん備える。1.6にも乗ったがちょっと物足りない。官能最優先の新しいボルボはR-デザインが似合う。
4630×1845×1480mm。ホイールベース=2776mm
4630×1845×1480mm。ホイールベース=2776mm。車重=1800kg(R-デザイン)。外観の印象が動的なのに対し、インテリアは北欧のクリーンで静的なイメージで統一されている。シートの掛け心地もいい。荷室容量は430リッター。後席を倒すと最大1241リッターのスペースが生まれる。助手席も倒せば3mの長尺物も搭載が可能だ。価格は1.6DRIVeが395万円、3リッターのT6AWDが539万円、 同R-デザインが599万円。
 
 
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