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トヨタ・カムリがフルモデルチェンジ!


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セダン復活なるか?

絶滅の危機にある国産セダン市場に救世主が出現か!? 米国で15年連続乗用車販売台数1位を誇るトヨタのミッドサイズ・セダン、カムリに乗ってみた。
文=塩澤則浩(本誌) 写真=望月浩彦

 国産セダンというと、やぼったいイメージがあるからか、国内で売れているのは輸入車ばかり。カッコいいし、お洒落だし、乗っても質感が高く、しかも速い。そんなわけで購入時に比較するのは輸入車同士ということが多いけれど、今度のカムリはそんな輸入セダンと真っ向勝負ができそうだ。
 まず見た目がいい。ひと言でいうと派手。押し出しが強く、クセもあるが、地味目な国産セダンとは一線を画すデザインは個性的で存在感がある。スリーサイズは全長4885×全幅1840×全高1445mmで堂々としており、風格もある。
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 プリウス、C-HRに続いて新世代プラットフォームのTNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)を採用したというのが売りで、国内では2.5ℓのハイブリッド・モデルのみが販売される。
 試乗したのは最も豪華な仕様のGのレザーパッケージ(419万5800円)。室内のデザイン・モチーフはプリウスと同じだが、プレミアム感は数段上。とにかく室内が広々しており、後席のニールームは車格が上のクラウン並みかそれ以上に思えた。さすがは米国で15年連続販売台数1位だけのことはある。これで不満があろうはずがない。運転席に座って驚いたのはダッシュボードの位置が低いこと。なんとエンジン・フードが見える。おかげで室内が明るく視界も抜群に良い。
 走りはじめて真っ先に感じるのは、乗り心地の良さだ。プリウスやC-HRも良かったが、こちらはさらに良い。ゆったりとしていて、まるで大型クルーザーに乗っているみたいだ。ひと言でいうならアメリカ車的な乗り味。ドイツ車のようなフラットさはないが、低速から高速まで、ひたすら滑らかでしっとりしている。
 2.5ℓハイブリッドの動力性能は、エンジンが178馬力でモーターが120馬力。システム全体では211馬力だが、物足りなさを感じることはない。それどころか右足を深く踏み込んだときの加速は「オッ」と思わず声が出るほど速い。
 見た目の押し出しが強いので、ハードな走りをイメージしがちだが、乗ってみると、とろけるような乗り心地が印象的で、スポーティというよりしっかりと、しかも優雅に走り、懐の深さもある。久しぶりの魅力的なセダン、どうせなら、ハイブリッド以外の選択肢もあったら良かった。

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まるで風や川の流れを表現したような、自然の揺らぎをデザインした造形が印象的な室内。プリウスにも採用されているデザインだが、カムリのほうが断然、高級感がある。特にGのレザーパッケージは豪華だ。写真の内装色はベージュ。グラスエリアも広く、室内をより広く見せるのに一役かっている。

全長×全幅×全高は4885×1840×1445mm。ホイールベースは2825mm。車重は1570kg。2.5ℓ直4の最高出力は178ps、最大トルクは22.5kgmで、モーターは120psと20.6kgm。ハイブリッドのバッテリーはリア・シートの下に収められ、室内空間への影響は最小限にとどめられている。おかげで荷室も広々としており、なんとゴルフバッグが4つも積めるというから驚く。
 
 
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