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RALPH LAUREN/ラルフ ローレン



「ブガッティ」に捧ぐ精悍なトゥールビヨン

クルマ好き待望の新作は、ブガッティ・タイプ57SCのステアリングを模したウッド・ベゼルのモデル。エンジンのようなトゥールビヨンが絶妙なのだ。
文=菅原 茂 写真=ラルフ ローレン


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「RL オートモーティブ」のインスピレーション源は、ラルフ・ローレン氏が所有する1938年型ブガッティ・タイプ57SCアトランティック・クーペ。クルマのデザインや素材、機能などから発想して、ローレン氏が時計をデザイン。
 クルマからインスピレーションを得て創作された腕時計といえば、ラルフ ローレンの「RL オートモーティブ」を外すわけにはいかない。ジュネーブのSIHHに出展しなくなったのは少々寂しいが、それに先行して昨年末に新作を発表して健在ぶりをアピールしたのは朗報だった。さてその気になる新作とは、ローレン氏のクルマ愛と機械へのこだわりが凝縮されたトゥールビヨンである。いずれはトゥールビヨン搭載モデルが出るのでは? との周囲の期待に見事に応える結果になった。
 高精度の維持に役立つ複雑機構のトゥールビヨンを一つ、あるいは二つ搭載した新作「オートモーティブ」は、いずれも前作でおなじみのインド紫檀がベゼルに用いられ、木目が美しいこのウッド・ベゼルはステアリング・ホイールを思わせ、ダイアルに設けられた窓の中で回転を続けるトゥールビヨン機構のキャリッジは、パワフルなエンジンや車輪のように見え、さらに、全体を彩るブラックの色使いもローレン氏が所有する1938年型ブガッティ・タイプ57SCアトランティック・クーペのボディを彷彿させる。「クルマは、走る芸術品、機械と精密工学の両面における傑作」と考える氏の思いをこれほど明確に伝える腕時計も他にないだろう。
機能、素材、デザイン、雰囲気、すべてが秀逸な2つの新作は、完成度の高さもさることながら、成熟した大人のセンスを感じさせる、かっこ良さの点でも群を抜く。今年のカー・ウォッチの目玉の一つなのはまず間違いないだろう。


ラルフ ローレン
RL オートモーティブ トゥールビヨン


ケースやベゼルは右のモデルと同様で、トゥールビヨンを一つだけ搭載するタイプ。トゥールビヨンの回転キャリッジが、エンジンやクルマの車輪を思わせる。自動巻き。ケース直径45mm。税別650万円。3月発売予定。

ラルフ ローレン
RL オートモーティブ ダブルトゥールビヨン


ショットブラスト加工を施したブラック仕上げのステンレススティール・ケースにインド紫檀のベゼルをセット。2つのトゥールビヨンは連動して高精度を実現。手巻き。ケース直径45mm。税別1029万5000円。3月発売予定。


もうひとつの新作は、
サファリを走るディフェンダー!


ラルフ ローレンの時計コレクションにおいて、クルマと結び付くもう一つは「サファリ」だ。アフリカのサファリへの夢と冒険が投影された新作モデルは、直径50mmの大型ケースを採用し、カモフラージュ・ダイアルやユーズド加工のストラップなどが特徴。そして、イメージするクルマは、ローレン氏も大好きというランドローバー・ディフェンダーだ。
「サファリ」独特の使い込んだ風合いは、荒れ地をものともしないランドローバー・ディフェンダーに由来するという。

ラルフ ローレン RL67 ブラック

右モデルのダイアル違い。マットエナメルに同心円の彫り模様を施したチャコールグレー。ユーズド加工のオリーブグリーンのキャンバスストラップが付属。税別49万円。3月発売。
サファリ グランドデイト カモフラージュ

ヴィンテージ仕上げのステンレススティール・ケースにカモフラージュ・ダイアル。12時位置に大型日付表示。自動巻き。ケース直径50mm、10気圧防水。税別54万円。3月発売。

問い合わせ=ラルフ ローレン 表参道 Tel.03-6438-5800



※価格は雑誌掲載当時のものです。


2017年4月号掲載



 
 
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バックナンバーページの定価表記について
「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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