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今月のタグ・ホイヤー
タグ・ホイヤーが「マイクロタイマー フライング1000コンセプト クロノグラフ」を
バーゼルワールドで発表!


150YEARS MASTERING SPEED FOR 150 YEARS 第1回 「タグ・ホイヤー カレラ 300 SLR キャリバー1887 クロノグラフ」新作発表会、開催!第2回 タグ・ホイヤーが「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」をバーゼルワールドで発表! 第3回 タグ・ホイヤー カレラの新作は、上品で落ち着いた雰囲気が持ち味 第4回 「タグ・ホイヤー アカデミー」、はじまる! 第5回 いつも時計はしています。 第6回 F1 アンバサダーへの敬意をこめて 第7回 “夢”だけでは終わらせない! 第8回 道端ジェシカさん、タグ・ホイヤーのミューズに! 第9回 タグ・ホイヤーをこよなく愛するレーシングドライバーにインタビュー! 第10回 WRCラリー・ドライバー・セバスチャン・オジェ、レース・オブ・チャンピオンズを制する!

タグ・ホイヤーが「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」をバーゼルワールドで発表!
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TAG HEUER LAUNCHES NEW CONCEPT CHRONOGRAPH
“MICROTIMER FLYING 1000 at BASEL WORLD 2011


タグ・ホイヤーが「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」をバーゼルワールドで発表!


2011年3月24日(木)〜3月31日(木)に開催されたスイス最大の時計見本市、バーゼルワールドにて、
1/1000秒を計測できる機械式クロノグラフ「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」
が発表された。
文=中村光宏


「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」の発表
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タグ・ホイヤーが「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」をバーゼルワールドで発表!
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「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」の発表は、3月23日、スイス・バーゼルワールドのプレス・デイに約500人のプレスを招いて行われた。
写真左から、ジャック・ホイヤー名誉会長(ホイヤー家4代目当主)、ジャン‐クリストフ・ババンCEO、ギィ・セモン サイエンス&エンジニアリング担当バイスプレジデント。


毎時360万振動!

 3月23日(水)、スイス・バーゼルワールドのプレス・デイ、世界中から集まった約500人のプレスを前に、タグ・ホイヤーCEO、ジャン‐クリストフ・ババン氏が発表したコンセプト・ウォッチは予想をはるかに超える衝撃をもたらした。彼の手にスッポリと納まるその腕時計は完全な機械式。にもかかわらず、それは毎時360万振動という超高速で運動し、現在のF1の計測でも使用される単位、1/1000秒までを計測してしまうクロノグラフなのだった! その時計がお披露目されると、会場に大きなドヨメキが走り、やがて、どこからともなく拍手が起きて、ついにはスタンディングオベーションとなった。多くの時計を見てきた時計ジャーナリストでさえも、この機械式クロノグラフ・ウォッチの驚天動地ぶりが予想できるものではなかったことを、それは示していた。
計時との戦い

 昨年150周年を迎えたタグ・ホイヤーとクルマや飛行機、そしてレースとの関わりは深い。1860年に創業した同社は、クルマの時代が緒についたばかりの1911年に、はやくもクルマや飛行機のためのダッシュボード・クロノグラフ「タイム・オブ・トリップ」を発表し、その僅か5年後の1916年には、それまで1/5秒までしか計測でしなかった機能を一気に20倍の1/100秒計測にまで世界で初めて引き上げた世界初のストップウォッチ「マイクログラフ」を世に問うた。計時に挑み続ける中で、1958年には現代のダッシュボード・クロック&ストップウォッチのお手本ともいえる、12時間積算計をディスク表示した「ラリーマスター」を完成させ、以降モータースポーツとの関わりをさらに深めていく。


1933年、自動車(オートモビル)と飛行機(アビエーション)の単語を組み合わせたダッシュボードタイマー「オウタヴィア・ダッシュボード」で大成功を収めたタグ・ホイヤーが、1958年に発表したのが「ラリーマスター」(写真右&右下)。「マスタータイム」と書かれた、向かって左の時計は8日巻き、右に「モンテカルロ」と書かれたストップウォッチを備えていた。ストップウォッチの下側にある白い扇型の窓はディスク表示式の12時間積算計。視認性に優れたラリータイマーとして人気を博した。

ラリータイマー
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「ラリーマスター」
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「マスタータイム」「モンテカルロ」と書かれたストップウォッチを備えていた
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page1 「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」をバーゼルワールドで発表!
page2 1/1000秒計測
page3 『今月のタグ・ホイヤー ウォッチ』 マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ



▼タグ・ホイヤー バックナンバー
ザ・カレラ・ストーリー 第4章〜新CEO、新しい自社キャリバーとカレラの今後について語る。 ザ・カレラ・ストーリー 第4章〜新CEO、新しい自社キャリバーとカレラの今後について語る。
「カレラ」誕生50周年を記念して、その誕生から現在までの軌跡を多角的に追ってきたこの特集。最終章は、未来へのプロローグとも言うべき新型自社製ムーブメント、キャリバー1969に焦点を当てた。新CEOに就任したステファン・ランダーとのインタビューを通じてその全容が明らかになった。
ザ・カレラ・ストーリー 第3章〜最新のカレラ ザ・カレラ・ストーリー 第3章〜最新のカレラ
特殊な振動子によって超高速および超高精度を実現する「マイクロガーダー」や、磁石を調速に利用する「ペンデュラム」という革命的な機構を搭載する機械式腕時計がいま話題を独占するタグ・ホイヤー。クロノグラフをめぐる革新の意味を、最先端技術や自社ムーブメントを軸にひもとく。
ザ・カレラ・ストーリー 第2章〜精密計測への道 ザ・カレラ・ストーリー 第2章〜精密計測への道
誕生から50年を迎えた「カレラ」は、タグ・ホイヤーのアイコン的存在であり、モータースポーツとともに歩んできた傑作腕時計だ。前回は、その生みの親であるジャック・ホイヤーさんとのインタビューから誕生当時の興味深いエピソードや記念モデルを中心に紹介したが、今回は、F1を舞台にした精密計測への飽くなき挑戦が、コンセプトウォッチや現在の最新鋭の「カレラ」にどのように結び付いていったかに焦点を当てる。
ザ・カレラ・ストーリー〜50年の邂逅 ザ・カレラ・ストーリー〜50年の邂逅
1963年、スイスにて後の腕時計史に燦然と輝く1本の名作クロノグラフが誕生した。その時計の名前は「ホイヤー・カレラ」。世界で一番過酷なレースと言われる、メキシコの山岳路を走り抜けた伝説のカー・レース「ラ・カレラ・パナメリカーナ・メキシコ」に敬意を表して誕生したというその時計は、クルマ、カー・レースと時計の世界を結びつけたモデルでもあった。
ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリの最高賞は「マイクロガーダー」! ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリの最高賞は「マイクロガーダー」!
2012年11月15日(木)、スイス・ジュネーブで開催された「ジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ」は、同年に発表されたたくさんの時計の中で、もっとも優れた1本を表彰する権威あるコンテスト。そこで1万分の5秒を計測できるタグ・ホイヤーの機械式コンセプト・ウォッチ「マイクロガーダー」が最高賞「エギーユ・ドール」を受賞した。
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2012年10月3日(水)、「JAPAN MOTOR RACING HALL of FAME(ジャパン・モーターレーシング・ホール・オブ・フェイム)」の表彰式が開催された。日本のモータースポーツ・シーンに多大な貢献を果たしてきた功労者として選出されたのは誰だったのか。
カレラにスペース・ウォッチのDNAが融合した限定モデル、新登場! カレラにスペース・ウォッチのDNAが融合した限定モデル、新登場!
1962年2月20日、「プロジェクト・マーキュリー」というコードネームを持つアメリカ宇宙計画のもと、宇宙飛行士ジョン・H・グレンは地球周回軌道を3周した。それから50年が経った2012年、彼の右腕で見事に任務を果たした「ホイヤー ストップウォッチ」を記念した限定モデルが発表された。
日本のみ、各250本のみのスペシャル・ピース!</ 日本のみ、各250本のみのスペシャル・ピース!
コミックス累計2億7000万部以上、30カ国以上で翻訳版が出版されている、日本を代表する“MANGA”、『ONE PIECE』とコラボした、タグ・ホイヤーの日本限定モデルがデビューした!
Four Latest Collection of TAG HEUER Four Latest Collection of TAG HEUER
21世紀に入ってから腕時計は目覚ましい勢いで進化している。デザインや素材、機械式ムーブメントの改良や特殊な複雑機構の開発など、進化にもさまざまなスタイルがあるが、2002年以来、コンセプト・ウォッチを発表し続け、「オートオルロジュリー(高級時計製造)」の分野で多大な成果を上げているのが現在のタグ・ホイヤーだ。
カレラという伝説 “カレラ”という伝説
世界一過酷と言われたカー・レース“ラ・カレラ・パナメリカーナ・メヒコ”は、2つの大きな遺産を現代に伝えた。ひとつは、スポーツカーの雄「ポルシェ911カレラ」、そしてもうひとつは、スポーツウォッチの雄「タグ・ホイヤー」の、今なお中核を成すコレクション「カレラ」だ。
WRCラリー・ドライバー・セバスチャン・オジェ、レース・オブ・チャンピオンズを制する! WRCラリー・ドライバー・セバスチャン・オジェ、 レース・オブ・チャンピオンズを制する!
12月4日(日)、ドイツ・デュッセルドルフ郊外にある「エスプリ・アリーナ」で開催された、当年度の最速ドライバーを決めるドリーム・レース「レース・オブ・チャンピオンズ」が開催。タグ・ホイヤーのアンバサダーを務めるWRCラリー・ドライバー、セバスチャン・オジェが、その栄冠を勝ち取った!
タグ・ホイヤーをこよなく愛するレーシングドライバーにインタビュー! タグ・ホイヤーをこよなく愛するレーシングドライバーにインタビュー!
10月20日(木)、タグ・ホイヤーが今年から公式計時を担当するラリーニッポン 2011の壮行会がエスパス タグ・ホイヤー 銀座にて開催。当日のスペシャルゲストだったレーシングドライバー、アンドレ・ロッテラーさんにインタビューした。
道端ジェシカさん、タグ・ホイヤーのミューズに! 道端ジェシカさん、タグ・ホイヤーのミューズに!
10月4日(火)、東京・六本木の新名所、メルセデス・ベンツ コネクションにて、タグ・ホイヤーが150年以上にわたるモーター・レーシングとのヘリテージを祝したイベントを開催。新しいブランド・ミューズと自動車文化に貢献した人に贈られる新しいアワードの発表と、その表彰が行われた。
“夢”だけでは終わらせない! “夢”だけでは終わらせない!
自社製クロノグラフ・キャリバーも発表し、今ノリにノッているタグ・ホイヤーは、スイス時計見本市「バーゼルワールド」で、毎年1本のコンセプト・ウォッチを大々的に発表し、時計関係者から注目集めている。中でも瞠目すべきは、機械式時計の宿命であり、永遠のテーマである「動力伝達機構の不自由さ」「調速機構の不安定」「エネルギーの限界」の、3つの大きな問題に敢然と立ち向かっていること。常にアヴァンギャルドなのだ。
F1 アンバサダーへの敬意をこめて F1 アンバサダーへの敬意をこめて
タグ・ホイヤーが今夏リリースしたカレラは、レッド、ブルー、イエローの3色のインナーリングを持つ3モデル。3人のF1パイロットの現役、OBに敬意を表し誕生したというこの新作カレラはしかし、3人へのたんなるオマージュではない。その昔、ホイヤー社が作り上げた世界初のストップウォッチの名作へのオマージュも込められているのだ。
いつも時計はしています。 いつも時計はしています。
ミス・ユニバースの第2位に輝き、現在はリポーターなどとしても活躍する人気モデル、知花くららさんが、タグ・ホイヤーが今年もっとも輝いた女性に贈る「タグ・ホイヤー ファッション ガール オブ ザ イヤー」を受賞した。その授賞式がおこなわれた東京・銀座の「エスパス タグ・ホイヤー銀座」で、ENGINE編集長・鈴木正文が、女性にとっての時計について知花さんに訊いた。
「タグ・ホイヤー アカデミー」、はじまる! 「タグ・ホイヤー アカデミー」、はじまる!
昨年、ブランド創業150年を迎えたタグ・ホイヤーは、長い歴史の中で常にモータースポーツとの密接な関係を築いてきた。そんなブランドのDNAを感じてもらうことを目的に設立された「タグ・ホイヤー アカデミー」、その第1回が富士スピードウェイで開催された。
タグ・ホイヤー カレラの新作は、上品で落ち着いた雰囲気が持ち味 タグ・ホイヤー カレラの新作は、上品で落ち着いた雰囲気が持ち味
2011年3月のバーゼルワールドでリリースされた、タグ・ホイヤーの人気モデル「カレラ」の新作は、カレラの名を冠するさらにその前の、タグ・ホイヤーのクロノグラフの歴史を感じさせる。「ヘリテージ」の名を与えられたそのカレラは、上品な雰囲気が持ち味の、「カレラ コレクション」の兄貴分だ。
タグ・ホイヤーが「マイクロタイマー フライング1000コンセプト クロノグラフ」をバーゼルワールドで発表! タグ・ホイヤーが「マイクロタイマー フライング1000 コンセプト クロノグラフ」をバーゼルワールドで発表!
2011年3月24日(木)〜3月31日(木)に開催されたスイス最大の時計見本市、バーゼルワールドにて、1/1000秒を計測できる機械式クロノグラフ「マイクロタイマー フライング 1000 コンセプト クロノグラフ」が発表された。
「タグ・ホイヤー カレラ 300 SLR キャリバー1887 クロノグラフ」新作発表会、開催! 「タグ・ホイヤー カレラ 300 SLR キャリバー1887 クロノグラフ」新作発表会、開催!
2011年1月27日(木)、東京・銀座のタグ・ホイヤー直営店「エスパス タグ・ホイヤー 銀座」にて、限定モデル「タグ・ホイヤー カレラ 300 SLR キャリバー1887 クロノグラフ」がお披露目された。当日は雅楽師・東儀秀樹さんとエンジン編集長・鈴木正文が招かれ、2人によるスペシャル・トークショウも開催された。
 
 
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バックナンバーページの定価表記について
「ENGINE 2014年3月号」以前の定価表記は、発売時の定価になっております。
予めご了承くださいますようお願い申しあげます。



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